漢方薬が尿失禁に効果を持っていることは医学界でも一定の評価を得ていることです。
尿失禁の悩みを持っている人は、その症状だけではなく内臓にも原因がある場合があります。
漢方薬の考え方は体の中から病気を治すことです。
内臓機能が良くなれば、その効果として尿失禁が解消すると言うわけです。
もちろん、尿失禁にもいくつかの原因がありますから、それぞれに合わせて漢方薬を選ばなければなりません。
漢方薬を取り扱っている病院ではいろいろな症状に合わせた漢方薬を準備しているはずです。
尿の悩みで服用する漢方薬の代表的なものとして八味丸があります。
虚証と呼ばれる症状を治すための漢方薬です。
夜間頻尿、下半身の衰えなど高齢者に特有の症状に効果があります。
もちろん、尿失禁の悩みは高齢者だけではありません。
ただ、男性よりも女性の方が尿失禁で悩む割合は多いことは間違いありません。
八味丸の他に牛車腎気丸、苓姜朮甘湯、猪苓湯合四物湯など読み方もわからないような薬がたくさんあります。
漢方薬の効果はすぐに現れるわけではありませんから、しばらく続けて飲むことが重要です。
西洋医学による尿失禁の治療と漢方薬による治療のどちらを選ぶかは自分で決めることができますが、どちらが優れているかと言う判断は簡単ではありません。
そのため、患者としてできることは医師に詳しい症状を説明することと、指示されたことをしっかりと続けることです。
腹筋トレーニングなどの効果は明確なのですが、すぐに止めてしまう人が少なくありません。
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