高齢者の悩みの一つである尿失禁について、いくつかアドバイスをしましょう。
すぐに試してみることができれば、それだけで尿失禁が改善するかもしれません。
あまり悩みを引きずらないようにしなければ、気分的にも落ち込んでしまうのではないでしょうか。
さて、尿失禁がどのような時に起こるかを考えてみてください。
それによって対処の方法が異なります。
尿意を感じているわけではなく、くしゃみなどをした時尿失禁を起こしてしまう場合は骨盤底筋と言う筋肉が弱っている場合がほとんどです。
筋肉が弱くなって、尿を抑えることができないのです。
出産をした女性に多く見られます。
それから尿が溜まっていないのに尿意を強く感じてしまうこともあります。
この場合は尿意を感じる神経の働きが正常ではありません。
尿意を感じてもトイレに行くことを少しだけ我慢する訓練をします。
それを少しずつ長くすることによって、尿失禁を抑えることができます。
神経のトレーニングと言えるでしょう。
それから、尿意を感じていないのに知らないうちに尿失禁をしている場合もあります。
これは膀胱周辺の神経が脳に情報を伝達できなくなっています。
糖尿病などの病気が原因となることも少なくありません。
いずれにしても、尿失禁の悩みは自分だけで解消できないことも少なくありません。
治すことをあきらめて、誰にも言わずに一人の悩みにしている人も少なくないのです。
高齢になれば、尿失禁が起きやすくなることは否定できません。
ただ、その実態は明確になっていません。
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